こんばんは、おひさしブリッ子の茜です。

なんと8カ月!!!ブログ放置してたけど元気でした。

書き残しておきたい事いっっっぱいあるんですけどね~・・・
今回は凪助(ナギ)・7歳♂ のこと書きます


ナギは、夫の友達が保護した子猫でした
その人はアパート住まいだったのに、ほっておけなかったようです
誰か飼ってくれる人を探していて、夫に声がかかりました。我が家にはサチコとゆう先住猫がいましたが、どうしても飼えないわけではないので引き取ることに。

「凪助」とゆー名前は、当時私がハマっていたNHKドラマ “タイムスクープハンター” に出てきたキャラクターからつけました
あの回おもしろかった


私は子供の頃から猫を何匹も飼ってきましたが、ナギは断トツで人懐こい猫でした。
初めて我が家に来た日、なでたら一瞬でゴロゴロ言ってた
(猫って嬉しい時とかに喉をごろごろ鳴らすんですよ)

ナギは近所の人にも可愛がられてたし、
たまに我が家にやってくるお客さんにも膝に乗って行ったりして
いろんな人に気に入られてました

妊娠中、安産のために夜一生懸命歩いてたんですけど ナギはいつもついて来てた。
もちろん紐とか付けてないし 縄張りの外に出たら途中で帰るやろうって思ってたけど、ニャーニャー不安そうに鳴きながら ずっと50分ぐらい一緒に歩いて、家まで帰った。

まるで犬みたいな、そんな奴だった。

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ナギは私が座っているといつも膝にやって来て、膝と大きなお腹の間に顔を突っ込んで爆ゴロ言ってた。
*ナギのゴロゴロの音がとっても大きいので、夫が「爆ゴロ」って名付けた。(例:「ナギの爆ゴロがうるさくて寝れん」)

私はそんなナギに、

「ナギ、あかちゃんに優しくしてあげてね。赤ちゃんと遊んであげてね。」

って、いつも語りかけた
ナギならきっと赤ちゃんに寄り添ってくれると思ってた。


その通りだった。


ナギはいつもいちこの側にいてくれた。

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いちこがナギの側で足をピンピン動かすと、ナギがその足に噛みついていちこを泣かせてしまったり
夜中まだ寝返りもできないいちこの上に乗っていたり

ゲッてなるときもあったけど、いちこが触ったりしっぽを掴んだり 無理やり抱っこしようとした時もナギは寛容だった

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ナギは狩りが上手くていろんな生き物を捕まえてきた。
明らかにサチコよりも敏捷だった

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(マムシを捕まえてきたことも。2回)


でもそんなナギやったけど、身体が弱かった
ちっちゃい頃から何度も死にかけた
オスだからかもしれないけど


0歳の秋、元気がなくなりぐったりして、明らかに弱ってしまった。動物病院に連れて行くと、熱中症とのことで注射したらめちゃくちゃ元気になった
(でも秋やったんやけどな)

1歳の冬、おしっこが出なくなった
猫砂(猫用トイレ)まで行くのも辛そうで、部屋の中のタオルや脱ぎ捨てた私の服の上で何度もおしっこをした
僅かに出たおしっこには血が混じっていた
ぶるぶる震える小さなナギは今にも死んでしまいそうで、私は夜通しストーブを点けて部屋を暖めた
幸いギリギリのところで助かり、また元気になってくれた
(半日連れてくるのが遅かったら危なかったと言われた)

3歳か4歳の頃、野良猫とのけんかで左目に大けがを負った
ナギは去勢してたけど、いつも野良猫が徘徊していて、ナギは戦わざるをえなかったのだ
だからナギの身体にはしょっちゅう傷があった。

6歳、けんかと思われるが、犬歯が一本折れていた
その後も前歯が抜け、他の犬歯も抜けかけ、口臭も酷くて食欲もないので、夫に病院へ連れて行ってもらった
歯周病が進行していて、病院でグラグラになった犬歯を抜いた
(キャットフードしか食べてないんやどなぁ)
だからナギには犬歯が一本しかない。


そして、1.2カ月前・・・

ナギはまたけんかでひどい傷を負った
眼の上と肩の傷は何日も膿んでいて、辛そうだった

でもこの時は病院へ連れて行かなかった
自力で回復し、元気になったと思った直後、またけんかと思われる傷ができていた

ナギはまた元気がなさそうだったけど、今回も私は様子を見ることにした

なんか元気ないな、食欲もなさそうやな、って日が何日か続いた


5月16日、私といちこ(今は3歳です)は夏祭りに出かけ、夜10時ごろ戻ってきた。
いちこは帰りの車で眠ってしまい、浴衣のままの娘を布団に置いて、シャワーを浴びに行ったとき、ナギの様子が明らかに悪くなっていることに気づいた。

見ただけで痩せこけているのがわかり、まっすぐ歩くこともできなくなっていたんだ。
息も、人間の吐く息のようにはっきりと聞こえた
そして時々、「あ”あ”う」というような、人間の咳払いのような声をあげていた

これはまずい、明日朝一で病院連れて行かな と思ったと同時に、
もう助からないところまで来てる とも思った。


ナギは最初いちこが寝ている布団に行ったけど、眠れないようで私の布団に来て、しばらくして畳の上に行った。
歩くのもふらつきながら、横たわっていても突然身体が動くようで、その度に座ったり、またどさっと倒れたり、その度に声を上げていた。
とっても、とっても、痛くて苦しかったんだと思う
今思うと、あれは痙攣だったんだろうか・・・


そんな地獄のような夜をじりじりと過ごしながら、だんだんナギのうめき声や動きが少なくなっていった。
小康状態へ近づいているのか、その逆なのか私には解らなかったけど、ずっとナギの息に耳を澄ませていた。

2時過ぎ、ナギの息が聞こえなくなっていることに気づいた。
触ってみると、もう、息をしていなかった。身体はまだ暖かかった。

せめて、抱いていてあげればよかった。
膝の上で看取ってあげたらよかった・・・。


私は苦しむナギを触っていいか解らなかったのだ。
触られたら痛いのではないだろうか、
抱っこされたら余計苦しいんじゃないだろうか、って。


抱き上げたけど、もうナギの身体はぐにゃぐにゃだった。
いつものように肩に手を入れて腰を支えて抱こうとしても、ずるりと私の身体から滑り落ちてしまう


いやそれよりも、もっと早く病院へ連れて行ったらよかったんだ。
夏祭りに行く前にナギを見ていれば、病院へ行った。

いや、また怪我をして元気がなくなっていた時に連れて行くべきだった。
そうしたら可愛いナギをいまでもこれからも抱っこできたのに、・・・。



朝、いつものように元気にいちこが起きてきた。
彼女にしたら、数日前まで一緒に遊んでたナギが、朝起きたら「死んだよ」って言われ死体を見せられて、全く意味が解らなかっただろう。

夫が朝早く庭に穴を掘っていてくれた。

夫といちこでナギを埋めた。



私は今でも、自分の感情がよく解らない。

あの可愛いがっていた、思い出深いナギが亡くなったのに、思っていたよりも動揺していない自分が。

いちこがいてくれるから?

今まで何度も猫の死を経験してきたから?
慣れてしまった??

ナギの死に目に何度も会って来て、心の準備ができていたから??

まだ現実を受け入れられてないだけ?


・・・。


わからない。

私は「この人と会うのは今日で最後かもしれない」って思う癖があって、

でも、ナギのことをすごく可愛がっていたのは事実。
ナギのことが大好きだったのも事実。

だから忘れないでいよう。

猫がこんなに人懐こい個性を持っているって、教えてくれた事。

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毎晩、お散歩をしたこと。

授乳中、いちことナギを抱っこして幸せだったこと。
 
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トイレに入っている時、お風呂から出た時、なぜかいつも甘えてきたこと。

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いつも私達家族の側にいてくれたこと。


ありがとう、ナギ。




*ナギが出てきてた記事がありました。

2017年04月30日