こんにちは、茜です
高知県で1歳11カ月の娘を育ててます


今日は姉一家が8月に実家に帰省していたときの話。
いとこが帰ってきたとあって、私といちこはその間実家に泊まりっぱなしでした。

実家は元農家なので家がけっこー広いんです。
トイレから一番奥の部屋に行くまでに、部屋を3つ通って廊下を2回通って…ってゆー感じ。

んで、その奥の部屋に、姉一家が帰ってきたときは私たち一家(私、夫、いちこ)が寝るんで
す。

その部屋には子供用のおもちゃも置いてるので、いちこといとこのチェリちゃん(7歳)とポン吉(3歳)の三人で遊びに行ってました。
いとこ二人はほんとにいちこのことを可愛がってくれて、いちこはずーっとキャアキャア言いながら遊んでもらってました


・・・すると、奥の部屋からいちこの悲鳴が。

子供だけで遊んでいて、何かあったのでしょうか??

不思議に思って行ってみると、部屋の中には棒立ちで絶叫しているいちこと
ある縫いぐるみを抱えて右往左往しているいとこ達の姿が!!



その縫いぐるみとは、くまのぷーさんシリーズの、音に反応して音楽が鳴る+プーさんのおしゃべり+動くってゆー、
開発者のサービス精神の塊であります

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母方の従姉妹の子供たちが昔遊んでいたおもちゃをたくさんもらっていたのですが、そのうちの一つなのです。

音がなると、

「チャララッチャン♪チャララッチャン♪チャンチャララッチャンチャララララ♪」

と陽気な音楽が流れ、プーさんたちが行進を始めます。
そしてそのあとにプーさんの声で

「おいで、おいでよ。一緒に遊ぼ。」

とゆーセリフが流れます。これがワンクール。


…しかし、このプーさん人形、電池が切れてくると途端に様子が変わる。


後ろ向きに進みだし、調子の外れた音楽が鳴り出し

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チェリ、ポン吉と代々子供たちを震え上がらせてきた自動人形(オートマータ)なのです。

電池が切れかけが一番底知れない狂気を醸し出すのですが、そうでないときでもそれなりに恐いのです。
まずプーさんの声がいけない。

プーってよ、普通にオッサン声なんですよ。
ミッキーマウスも気持ちの悪い声してますが、猫なで声のプーもまた、ミッキーと張れるぐらい声優がヘンであります

その声で「おいで…おいでよ…」って呼び寄せられるわけです。
普通に警戒しますし、そんな変質者みたいなのが、ティガーとピグレットと組んず解れつのまま 勝手に動き出すのです
非常にシュールな光景です


その時は、奥の部屋で遊ぼうとした子供達の声か足音に反応したのでしょう。
突然見知らぬオッサンに声をかけられ、ビックリしたところで人形が動き出す。

いちこも恐怖のあまりパニックになってしまったのです。

そしてそんないちこの見えないところに、慌ててプーさんを隠そうと右往左往しているチェリちゃんとポン吉くん(笑)
二人はたたんである布団の下にプーさん御一行を突っ込み、

「もう見えんからね?ね、ね?」

なんていちこをなだめています。
二人とも自分たちも怖がってきただけに、いちこの気持ちがよくわかるようです(笑)



その話を台所で聞いていた母が、ボソリ、ボソリと話始めました。

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ーあの人形ね…、あたしが隣の部屋で寝よったらね…。

夜中の2時頃、突然鳴り出したがやき…。

真っ暗な中、ひとりでに「おいで…おいでよ…」って。「一緒に遊ぼ…」って。


あの日は雷が鳴りよった。
スイッチ切ってなかったから遠くの雷の音に反応したんやろうね……

雷の夜に、隣の部屋から突然呼ばれてよ……

背筋がゾクッて……。


(おわり)


…大人をも震え上がらる、そんな曰く付きのプーさんなのですが…。

このあと、いちこをさらに恐怖のドン底へ叩き落とすこととなるのです……。



実家では、いちこが寝てから2階のパソコンでブログを書くことが多い私。
その日も寝かしつけが終わって、ブログを書いていました。
使っていない布団の下に隠してあるプーさんのことはすっかり忘れていました。

既に姉一家も床についています。
起きているのは私一人だったように思います。


…夜の10時過ぎだったでしょうか。(姉一家も実家の人達も寝るのが早いのです)

いちこの絶叫が聞こえてきました。

いちこは寝かしつけてもそれぐらいの時間に起きることがあるのです。
ふと目を覚ました時に真っ暗な中私が居ないので 怖くなったのでしょう。実家ではよくあることです。

…しかし下りて行ってみると、いちこは恐慌をきたしていました。

泣けば泣くほどプーさんの不気味な音楽が暗闇の中鳴り響いていたのです!

そりゃあ恐かったと思います(笑)


隣の部屋で寝ていた母が急いでプーさんのスイッチを切ってくれました。
ずっと電源が入ったままだったんですね(^^;


それ以来、いちこは

「ぷーさんこわい」

とゆー言葉を覚え、何週間も経った今でも唐突にゆうようになりました。
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あなたの家にある 赤いちゃんちゃんこ着て下半身もろ出しの黄色いクマも、

もしかしたら嵐の夜に突然あなたを誘い出すかもしれませんよ………




ー完ー