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こんにちは、茜です。

退院して実家で暮らし初めて一週間。
何もかも新鮮な毎日に、夫から母のケータイに電話がありました。私のケータイにかけても繋がらないので、母にかけたというのです。

何か緊急の話の予感…。

「病院から電話があったんやけど、いちこが先天性代謝異常の検査の甲状腺の項目にひっかかったらしいんよ。
ほんで二日後に再検査来て欲しいって…。」

あー、そういえばそんな検査申し込んでたな。

やだなー、この子産まれたばっかりですでにいろんな検査されて、点滴や採決の痛みに耐えてきたのに、またそんなことさせなきゃいけないんだ…。

検査の申込みの際、病院側からは「稀な病気」って聞いてたので、私はする気はなかったんですが、夫が是非にと希望したのです。

「ええ~、だから嫌やったがよ…。」
って電話口で口走ってしまった私を、娘の心配よりも病院に行く方がめんどくさいのか!?って夫が攻はめてきました。

違うって…。

胎盤機能不全で、お腹の中でもひもじい思いをしてたいちこ。
陣痛が弱くて、産まれたときは酸欠&胎便混じりの羊水を飲んでたいちこ。
そんなこんなで産まれてすぐにNICUに入ってたいちこ…。

どうせ違うのに、これ異常痛い思いや辛い思いをさせたくないんだよ。

それに、万が一彼女が先天性代謝異常だとすると、私は苦労を背負って産まれてきたいちこに、お腹の中でも産まれた時にも、さらに苦しみを与えてしまったことになります。

確定するまで心配するのはやめようと思っていましたが、やっぱり気になったので調べてみました。
すると、最初のスクリーニング検査は、異常を見逃さないために引っ掛かりやすくしてあり、母乳が少ない子や、低体重の子が引っ掛かりやすいことがわかりました。

なんだ。

いちこは検査したときは一切母乳を飲んでなかったし、2500g未満だったから、引っ掛かっても当たり前や。

いこちゃんが病気なわけないよ。

だってこんなに元気なのに。

両親の想いとはうらはらに、いちこはミルクをゴクゴク飲んでいました。



二日後、 私たちは母についてきてもらって、いちこが産まれた病院へ行きました。
担当医はいちこが産まれた時にLDR室へかけつけてくれた医師でした。
体重を計り、喉とお腹のエコーをして、ひとまず異常なし。
その後採血をして詳しく調べるため、別の部屋の前で待ちました。

その間いちこは腹ペコでギャン泣きっぱなし。
看護師に抱かれて採血室に連れて行かれた後、2歳ぐらいの女の子も採血室に入れられたのですが…。
案の定轟く悲鳴。
一瞬開いた扉から、暴れないようがんじがらめにされた女の子が見えました。

仕方ないことってわかるけど…。
これがあるから無闇に検査とかさせたくないんだよな…。

部屋から出てきたいちこは、可哀想に両手の甲に採血の後がありました。


後日担当医に結果を聞きにTEL。

「異常なしやって。」

と家族に告げると、

「良かったぁ~!ほんま良かった…。」

と心底安心した夫。彼はずっと心配していたのでした。
いちこが身体を張って父ちゃんのために安心を保障してあげたってことですね。
体重も退院してから一週間ちょっとで400gぐらい大きくなってたし、その後もすくすく育ってくれています。

つづく。