こんにちは、茜です。
日々子育てに追われて、気づけば人生の節目となった出産の入院生活の記憶もおぼろげに。忘れんうちに早く書いてしまわなくてはッ。


出産から三日目の夜、ようやく私のチチにはしこりが生まれ、乳輪を絞ると透明の液体が滲むようになりました。明日15時の授乳時間を夢見て、乳搾りにも気合が入ります。私はせっせと乳首をいじりまくりました。

そして次の日の朝、ついに初乳をシリンジという注射器の形のスポイドで吸い取って、赤ちゃんに持って行くことに!
乳を搾って、プツッと出てくる初乳を一粒ひとつぶ吸い取っていくと、シリンジには2CCほど溜まりました。
免疫が豊富と言われる初乳は、黄色っぽい透明でした。
さっそくNICUに私のしょぼい最大限の母乳を届けます。僅かでも、やっと赤ちゃんにしてあげれることがあって、嬉しくてたまりませんでした。


昼食が終わって、もはや馬鹿の一つ覚えのごとく乳搾りに精を出していると、看護師が嬉しい知らせを持ってきてくれました。
「今日の午後から赤ちゃんと一緒になれるそうですよ。」

!!!!      

実は、私は入院中にとても恥ずかしいことをしてしまっていたのです。
NICUに初めて行った日、看護師が言いました。
「ミルクも飲めてるし、心配なことはもうないですよ。」
後で考えると、看護師は安心させようとしたのでしょう。でも私は、
「だったらなんで一緒にさせてくれんの!?」
と思ってしまいました。
こっちは、赤ちゃんと離れてる時間が長引けば長引くほど、赤ちゃんへの関心が薄れてしまうのでは・・・って不安なのに。
自分が子供に愛情を注げない親になるのではって本気で心配してるのに。

そこで私は、来てくれた担当医に
「できるだけ早く一緒にさせてほしい」
と言ってしまいました。

今思うと・・・

あ~~~~!!!!

恥ずかしい!!!!


NICU一同、早く赤ちゃんをお母さんと一緒にさせてあげるために努力してるに決まってるのに!!!

私は明らかに冷静じゃなかったようです、今思い出しても赤面モノです・・・。


とにかく、出産から4日目にして、母子同室になった私たち。
赤ちゃんに名前もあげました。ブログでは「いちこちゃん」と呼ぶことにします。一人目ですし。

いちこは小さくて、痩せっぽちで、ひざの上にしわしわの皮が波打っていました。とても頼りなくて、大切に大切に抱き上げないとすぐに壊れてしまいそうでした。

退院するには2500g以上体重がないといけないため、病院側がどんどんミルクを持ってきて、彼女は儚いその見た目に反してガツガツと飲み、私のチチもよく吸ってくれました。
そしてわたしの身体も彼女に敏感に反応していました。
日に日に少なくなっていた悪露が、同室になったとたん一気に溢れ、ゼリーのような塊がいっぱい出ました。
そして乳房は、熱をおび、パンパンに硬くなってしまいました。

私は乳が張っているのは「こんなもんだろう」としか思っていなかったのに、看護師さんの様子が何やらおかしいのです。
私を仰向けにさせて乳首のマッサージをするのは今までもそうだったのですが、その直後もう一人の看護師を連れて再び現れたのです。
「こんなに硬くなった胸は私一人じゃ手におえんき、助っ人連れてきた!」
「今まで痛かったろう。」

そう言えば、腕を上げると胸が引っ張られて痛かったような??

「ほっちょいたら息をするがも痛くなるきねぇ。私がそうやったき。深呼吸するがも痛かった。」

なんて言いながら、仰向けになった私のチチを両側からゴリンゴリンしごき始める二人。

これが痛いのなんのって!!!(涙)

「あっ、なんか出てきた!」と左側の看護師。
「何ですかっ!?」
「乳カスや。」
きっと糸ミミズのような乳カスがにゅ~っと出てきたのでは・・・。見せてほしかったですが、もう絶え間ない乳モミ攻撃に歯を食いしばっていることしかできず。
5分だか15分だか定かではありませんが、心ゆくまで揉みきった右側の看護師が言いました。

「これで腕上げても痛くないろう。」
あっ、確かに!!
「まだ赤ちゃんも哺乳力が弱いき、助産師のところへ行ってマッサージした方がいいよ。これから一人で搾ってマッサージってするのは大変と思う。1ヶ月ぐらい経ったら赤ちゃんもよう吸うてくれるようになるから大丈夫やけど。」
おっぱいが張って苦労したという彼女は、おススメの助産所を紹介してくれました。

が、揉みにもまれた私は完全に放心状態。

あたしのチチの上で・・・嵐が猛り狂って・・・・そして去って行った・・・・・。

けれどそのあと、さすがに狂いモミされただけあって、胸が軽くなりました。炎症を起こしかけていた胸のせいで熱っぽくてだるかった体調も改善。
そしてそして、いちこのガッツある飲みっぷりのおかげでそれ以来胸があそこまで張ることはなく、私たちは笑顔で退院を迎えたのです。
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長くなった出産体験記もこれにて終わります。
今後ともブログを見ていただければ幸いです。

つづく。