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8月7日未明に破水した私は病院のLDR室にて陣痛を待つため軟禁状態。

LDR室とは陣痛室と分娩室が一つになった部屋のこと。
陣痛を逃しやすくする椅子やバランスボール、クッションなどが用意してあり、分娩まで自由な体勢で闘うことができます。
いざ分娩となるとベッドが分娩台に早変わり。

胎児の心音やお腹の張り具合をチェックするモニターもコードレスで、部屋の中なら自由に動いてもいいとのこと。
そしてそのデータは詰め所に飛ばしているんだとか・・・。
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うーん、さいせんた~~~ん。

っていうかもはやSF。


点滴する状況になることに備えて、私の左腕には管が装着されるが、針は刺さってないと言われました。

えっ?じゃあ何が刺さってんの!?

写真ではわかりづらいが、私の皮膚に管が直にめり込んでル~~~!!!

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よもや、医療はここまで発達したのか・・・。

カルチャーショックを受けつつ、ふと自分の状況をみると、

パジャマでベッドの上に横たわり、腕には管つきの包帯を巻かれ、いかにも”入院患者”って感じィ!


入院が初めての私は自分の状況を面白がりつつ、入院生活に備えて持ってきていた本を広げて暇つぶし。

そうこうしていると、助産師さんが現れて、

「今医大の学生が助産師の研修を受けていて、臨床で10人のお産に携わらないと国家試験が受けられないので、お産に関わらせてもらえないか」

という打診をされました。

そ・・・それはネットとかでよく見る、大病院だと研修生がぞろぞろ現れてお産を見守る、ってヤツですよね??
気が進まないけど・・・。でも若者を育てるのは年配者の義務だし。

「嫌だったら断ってもらっていいんですよ。受け入れた後でも、嫌だったらそう言ってもらっていいので。」

「それ男の子もいるんですよね?」

「男子はいません。男の人は助産師になれないので。」

そーなの!?いいのか男子!?!?

びっくりしつつ、私は助産師の卵を受け入れることにしたのでした。


さてお産の状況はというと、モニターでは2分間隔で張りが来ているのに、 私はほとんど感じていませんでした。
時々生理痛のような波が来るけど、日常でも気にせずに仕事してるレベル。

助産師さんがお腹を触って、「硬いけど、ほんとに痛くないの?」って聞いてくる。
破水した時は「今日出産なんだ!」って思ったけど、昼になっても、夕方が来ても、夜になっても一向に変化はなく、6冊の本もすべて読みきり、夕飯も全部食べて、友達に近況報告のメールも打って、消灯時間の21:30が来てしまった。。。

こうまで来ると、もはや「陣痛?なにそれ何処で買えんの??」 って言いたくなってしまう。

私の場合破水して一気に羊水が流れ出てしまったんじゃないし、赤ちゃんも元気で、採血で感染症の心配もなかったので、自然に陣痛が来るのを待ってもらえることになったみたいです。

でも、きっと破水から24時間経ったら陣痛促進剤を入れられることになるんだろうな~、
促進剤スッゲー痛いってゆうし、自然に陣痛来てほしいよ・・・。 
破水してなかったら、お灸とか階段の上り下りとか、陣痛が来るためにいろいろできたのに・・・。
アカコのために何もできずに狭いベッドの上で寝てるだけなんて・・・。


「陣痛ってどうなったら陣痛って言えるんですか?」

見回りに来た助産師に聞いてみました。

「んー、普通は10分間隔で痛みが来たら陣痛って言うんやけど・・・。」

「私のはまだ陣痛じゃないんですよね?」

「違うねぇ。」


はぁ~、いったいどうなるのかなあ。
みんないいなぁ、自然に陣痛来て。



ふとお腹の張りが陣痛と言えるものに変わってるぞ、と気づいたのは夜中の1時頃のことです。
そういえば生理痛のかなり重い痛みの波をやり過ごし始めてから、2時間近く経っていました。


つづく。 


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