こんにちは、茜です。

みんなすごいな~、陣痛来て。いったいどうすれば陣痛来るの~? と思っていた予定日超過7日目の夜、破水しました。 
夫とのデートで野菜の直売所めぐりをし、なんと八月にも関わらず秋の味覚・KURIをゲットしてしまったあたし。栗の渋皮煮を作るべく、せっせと鬼皮をはぐこと3時間半。時刻はすでに深夜の一時半。さすがに死にそうになっていました。

そのとき、ふと屁意が。(便意とか尿意とかいう言葉がありますんで、屁意という言葉もあるんでしょうたぶん。)
お尻の欲求に従い、ガスを解き放ってやろうと腹圧をかけた瞬間、 なんと今までで最大限の尿漏れがっっっ。

うわー、こんなに尿もれするなんて。
これも出産に向けて身体が変化してるサインだぞ。陣痛は近い!

私はさすがに寝ることにして、日課の半身浴をこなしました。

・・・でも、なんか変や・・・。
トイレ行ったのに、膀胱に力入れてないのに、そのあとも尿漏れが止まらないのです。
これは、あの、

H A  S U I

ってやつじゃないか!?!? 
尿もれに備えて念のためすげておいたナプキンを変えにトイレに行くと、おしるしが!!

ついに始まるんだ!

破水後しばらくしたら陣痛が始まるっていうし、今日あたしは出産するんだ!!
やっとやっと、アカコに会えるんだ!!!


朝になって、私は助産院に駆け込みました。(もっと早く行けってゆー話)
助産院ではそっこーお腹にモニターをつけて、胎児の心音とお腹の張りをチェックします。 
なんと私はすでにかなりの頻度でお腹が張っているとのこと。毎回モニターのたびにお腹が張ってるみたいやけど、自分ではほとんど感じんがよねぇ。

ところが・・・。

「赤ちゃんが元気なのはわかるんだけどねぇ。起きてるときはもっと心音が上がらないといけないのに、寝てるときとあんまり差がないやろ?この差がちゃんとモニターに出てこないと、ここでは産めんでぇ。」
と、ベテランの助産師さん。

ま、マジか;

「ここで産むには、
・羊水がにごってないこと
・赤ちゃんの元気が証明されること
・それからあんたの血圧が低いこと
この三つが揃わんとねぇ・・・。」 

二時間近くモニターをつけ、なんとか粘ってくれた助産師さん。私の子宮口も柔らかくなってて、「羊水が減ってるから、赤ちゃんが動きたくないだけかもしれん。この条件でここで産ませてあげれんがはもったいないけどなぁ。」と惜しまれながら、私は助産院が提携している病院に搬送されることになってしまったのです。

ここまで来て・・・。

助産院の玄関で、夫が
「”分娩台よ こんにちは”やな」
と言ったのに笑ってしまいました。こちらの助産院で薦めてくれた本の中に、フリースタイルでの分娩をサポートする医師の『分娩台よ さようなら』という本があったのでした。


助産師さんの車で病院へ。 
診察してくれたのは、知らない医師。
赤ちゃんは元気だけど、羊水が減っている。赤ちゃんはだいぶ下がっていて、回旋の向きもOK。子宮口は2センチくらい。破水してから時間がたっているので、このまま入院してもらう。
医師の説明は、この病院のスタッフのだれしもがそうであるように丁寧でした。

それから私は、そのままこの病院のLDR室に通され、陣痛の始まりを待つことになったのです。

助産院で産むことにあこがれ、努力をしてきた日々。
何度か助産院での出産に黄色信号が点り、そのたびにまた持ち直してきたこと。
破水して助産院で産む体制で行ったのに、最後の最後に病院で産むことになってしまった・・・。

とても悔しく、残念でしたが、ここでのお産が誰にとっても一番良かったと思い知ることにこの後なるのでした。


つづく。